【三浦野菜デザインvol.11】「三浦野菜のキッチンタオル」みうら夜市でデビュー!
- いとうまいこ

- 2025年10月1日
- 読了時間: 5分
更新日:3月29日

連載企画の概要
【連載】三浦野菜の作り手を知り、魅力を伝えるデザインプロジェクト
地元良品JOURNEY三浦半島篇と鎌倉のテキスタイル研究所Casa de pañoとのコラボ企画「三浦野菜デザインプロジェクト」三浦野菜の作り手や届ける仕事に携わる人にインタビューを行い、その魅力を「もよう」で表現します。完成したデザインはテキスタイル(布)となり、地元の人にも訪れた人にも長く愛される布製の日用品に展開します。
デザインは、旅行ガイドブック「ことりっぷ」を始め、広告や絵本などのイラストレーションを手掛けるイラストレーターのスズキトモコさんが担当します。
2025年2月、このプロジェクトは、三浦の畑を訪ねるところから始まりました。 そこで出会った野菜の作り手や、その魅力を届ける方々の声に耳を傾けて生まれたのが「三浦野菜もよう」です。 この模様が日々の暮らしに溶け込み、長く愛されるものになってほしい。そんな願いを込めて、毎日の料理に欠かせない暮らしの必需品、「キッチンタオル」を作りました。
今回は、畑での取材から「三浦野菜もよう」が生まれ、キッチンタオルが織りあがるまでの、ものづくりの様子をお届けします。
イラストレータ スズキトモコさんが描く、三浦野菜もよう

4月に植えた小さな苗から、わずか2ヶ月でツルを2mも伸ばし、7月には大きなスイカが実ります。畑一面を覆う大きな葉と、鮮やかな緑の世界。そんな三浦のスイカ畑の光景や、スイカ作りに励む農家さんのお話をインスピレーションに、海風と夏の日差しを浴びて力強く実る「大玉スイカ」をモチーフにした模様が生まれました。デザインは、旅行ガイドブック「ことりっぷ」を始め、広告や絵本などのイラストレーションを手掛けるイラストレーターのスズキトモコさん。

模様の中には、うぶ毛に包まれたスイカの赤ちゃんや、受粉を助けるミツバチの姿も。燦々と降り注ぐ太陽や鳥たちも加わり、三浦の夏の畑の様子がぎゅっと詰まった、スイカ模様が完成しました。

「播州織」でつくる、風合い豊かな暮らしの道具

キッチンタオルは、230年以上の歴史を持つ、兵庫県の地場産業「播州織」で作られています。播州織の特徴は、糸を先に染めてから、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を組み合わせて模様を「織りだしていく」こと。プリント生地とはまた風合いが異なり、色の深みや生地の立体感が生まれるのが魅力です。
播州織がこの地で発展した背景には、豊かな自然の恵みがありました。 地域には加古川、杉原川、野間川という3つの川が流れ、綿が栽培しやすく、そして染色に適した軟水が手に入りやすかったことから織物業が発展しました。今回お世話になっている「株式会社コンドウファクトリー」を訪れると、田園が広がるのどかな風景が目の前に広がっていました。

早速工場の中を見学させていただくと、織機の力強く心地の良い音が聞こえてきました。
そして近づいて生地を見てみると、「三浦野菜もよう」の細かな線や曲線が、とても美しく表現されていました。
「産地でも珍しい、複雑な柄を織ることができる「ジャカード織機」を導入しています。デザイナーの弟と一緒に、オリジナル柄の生地も作っており、日々研究を重ねています。」と、コンドウファクトリー3代目の近藤良樹さん。

時間とともに、手になじむ。コットンリネンの心地よさ

素材は、吸水性と速乾性に優れたコットンリネン。手や食器を拭いたり、野菜の水を切ったりと、キッチンでの様々な用途に最適です。使い込むほどに柔らかく手になじむ、心地よい風合いの変化も魅力のひとつ。

また、少し大きめのサイズ感もポイント。ランチョンマットとして食卓に敷いたり、バスケットや食器棚の目隠しにかけたり、インテリアとして壁に飾ったり。アイデア次第で、暮らしの様々なシーンでお使いいただけます。
季節の移ろいと共に、キッチンに旬の彩りを添えて
キッチンタオルのモチーフは、これまで連載した「スイカ」「かぼちゃ」のほかに「三浦の大根」「本春キャベツ」の全4種。こちらの模様が生まれた物語も、順次公開予定です。
各模様に3種類のカラーをご用意し、全12のバリエーションが揃いました。季節や気分に合わせ、作り手の皆さんや野菜たちに思いを馳せながら、自由な組み合わせをぜひお楽しみください。
キッチンタオルのお披露目は、10月4日(土)〜5日(日)開催の「みうら夜市」にて。会場限定カラー「シアン」(三浦の大根もよう)も登場します。この2日間だけの特別な一枚を、どうぞお見逃しなく。
取材日
写真提供 日本テレビ
撮影 Yoichi Tsunoda
GALLERY

三浦の大根もよう(デニム/クラレット/ミドルグレー)

本春キャベツもよう(グラスグリーン/モカシン/ミドルグレー)

三浦のスイカもよう(べジリアン/スカーレット/ミドルグレー)

三浦のかぼちゃもよう(ミモザ/オレガノ/ミドルグレー)

夜市限定キッチンタオル(三浦の大根もよう/シアン)
Information
「三浦野菜のキッチンタオル」みうら夜市 先行販売
日時:令和7年10月4日(土曜日)、5日(日曜日)各日16時~21時
会場:三崎下町商店街(三崎銀座通り・入船すずらん通り・日の出通り)
アクセス:電車・バスをご利用の方
京急線「三崎口駅」下車、2番バス乗り場から「三崎港行」「城ヶ島行」「通り矢行」のいずれかに乗車、「三崎港バス停」下車、会場まで徒歩1分
「三浦野菜のキッチンタオル」お取り扱い先
10月中旬以降 三浦市内他で取り扱い予定です。
順次お知らせいたします。
商品の詳細はこちらから
Designer

スズキトモコ / イラストレーター
新潟生まれ、東京都在住。武蔵野美術大学卒業後、映像制作会社に勤務したのち、フリーランスに。昭文社の旅行ガイドブック「ことりっぷ」を始め、広告、キャラクター、教科書や絵本などのイラストレーションを手掛ける。2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。
Writer

いとうまいこ
大学卒業後、大手家電メーカーで商品企画や展示に関わる。そのときの経験からテキスタイル(布)に関わる仕事をしたいと考え、2023年にテキスタイルのギャラリー「Casa de paño」を鎌倉で開業。展覧会やワークショップの企画に加え、三浦半島の豊かな自然や生き物、暮らしをモチーフにした布製品の商品企画を行っている。本企画は、三浦半島で暮らす人・営む人へのインタビューをもとに、もようのデザインを通して地域の魅力を再発見し共有する試みです。









