*本イベントは終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

石川県白山市から届いた杉の枝葉をたっぷり使って、大きなグリーンのタペストリーを織るワークショップです。林業の会社・白峰産業から直送された新鮮な杉を使うため、お部屋や玄関に飾ると森の中にいるようないい香りに包まれます。抗菌作用もある杉の葉の香りは、心を落ち着けてくれる効果も。タペストリーの材料に使われる杉の枝葉は、林業の現場で木材として使われない部分を活用。人にも山にも優しいタペストリーで、お家を彩ってみませんか?
大きな木枠に麻糸をはるところからスタートして、枝葉を密度高く織り込んでシンプルな1枚のタペストリーに仕上げます。枝葉を織ることで、スギの魅力を見た目や香りだけでなく、手触りからも存分に味わうことができます。飾り付けは自由です。お気に入りのオーナメントや冬らしい木の実やドライフラワーを飾ってみても◎
当日は、素材協力いただいた白峰産業の尾田さんにスギや林業、森の仕事についてお話を伺って、素材や林業について一緒に楽しく知ることができたらと思います。
|こんな方におすすめ|
杉の香りや色を日常生活の彩りにしたい方
クリスマスやお正月のグリーンをいつもと違った素材や飾り方で楽しみたい方
織物を始めてみたい方、好きな方
珍しい素材でのものづくりに興味のある方
|持ち物|
杉のタペストリーに飾りたいオーナメント・軍手・持ち帰り袋
|Creator|
染織家 安部 里香(あべ さとか)
京都芸術大学、大塚テキスタイルデザイン専門学校で工芸染織を専攻し、紬織の重要無形文化財保持者である佐々木苑子氏のアトリエで学ぶ。現在は東北芸術工科大学工芸デザイン学科の織りの講師を務める。
主に縫取織という技法を用いた織物作品を制作し、公募展を中心に染織作家として作品発表を続けながら、染織の周縁にある事象にも関心をもつ。織物の端材糸をアップサイクルした漆作品「JOMON BANGLE」、植物を織物のヨコ糸に見立てタペストリーを織るWS、ステ耳と呼ばれる織物工場の廃棄物を利用した「ステ耳チェアクッション」を織るWSなども開催している。
細分化された工芸を手技を基盤にしたメディアとして統合して捉え直し、その範囲を手芸やDIY、そこから生まれるコミュニケーションにまで広げ、「ひらかれた工芸」として再解釈することを研究テーマとしている。
HP: https://www.satokaabe.com Instagram: @satoka_abe
|協力|
白峰産業 尾田弘好
白峰産業は、日本三名山のひとつである霊峰・白山のふもと、手取ダムの上流で造林業等をおよそ半世紀営んでいる。
また、地元小学校にて「木や山」を知ってもらうための授業を行い、森林に関する座学や丸太を切る体験を提供するなど、地域と林業を繋ぐ活動を通して「木育」を行っている。
編集ライター 吉澤志保
地方好き・移動好き・お喋り好きの編集ライター。木から生まれたソーダ「QINO SODA(キノソーダ)」の取材をきっかけに、石川県白山市白峰の白峰産業・尾田弘好さんと繋がる。持ち帰った杉の枝を自宅に飾ったところ香りに癒された経験から、林業で使われない杉の枝葉の活用方法を考え始める。山梨県富士吉田市で、安部さんの「ステ耳」でクッションを作るワークショップに参加し、面白さと美しさに感動(その時のクッションは今も大切に愛用中)。その時の出会いから、杉の枝葉を使ったタペストリー企画が生まれ、今回実現した。現在、杉を一緒に遊んで使って考える仲間を絶賛募集中です!
Instagram: https://www.instagram.com/sioyoshi_arc/
B TAN FUJIYOSHIDA(オーナメントのネクタイ生地)
山梨県富士吉田市は古くからつづく織物の街。今でもそこかしこで布を織る音が鳴っています。街にある織物工場には、ちょっとした傷や間違いによって、表に出回ることのできない布「B反(びーたん)」が眠っています。そんなB反をはじめ、産地に眠る様々な資源に目を向け、活用のアイデアを考えていきます。 Instagram:https://www.instagram.com/b_tan_fujiyoshida/
|協賛|
QINO
水と森を守るプロジェクト。水源林を育むフォレスターや山麓の人々と共創し、森林環境へのエールとなる製品「QINO SODA」や体験の開発を行なっています。
Instagram https://www.instagram.com/qino_project/
<開催概要>
WORK SHOP:森を織る 〜白峰スギのタペストリー制作〜
日時:2024年12月14日(土)①10時30分~12時30分 ②13時30分~15時30分
会場:クリエイティブスタジオ Casa de paño
参加費:3,000円(税込、材料費込)
定員:各回 8名
持ち物:杉のタペストリーに飾りたいオーナメント・軍手・持ち帰り袋
申し込み方法:事前予約制を取らせていただいております。
下記の予約ボタンよりお申込み後、受付メールにて所在地をご連絡いたします。
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