イラストレーター/テキスタイルデザイナーの紙野夏紀さんをお迎えし、親子ワークショップ「ちぎり絵でカラフルなおうちをつくろう」を開催いたしました。
まずは、紙野さんが制作した絵画をじっくり観察しながら、どんな風に作ったのかをみんなで考えてみました。「クレヨン!」「絵の具だよー!」「のりを使っているのかなぁ」など、いろんな意見が出て、一気に和気あいあいとした雰囲気に。
そして、アクリルガッシュで色を塗ったロール紙を手でちぎる様子を、紙野さんが実際に見せてくださいました。ちぎり方のコツを聞いて、子どもも大人も真剣な表情で紙をビリビリ。会場が心地よい音で包まれ始めました。
大胆にちぎってみたり、ひたすら細長くしてみたりと、ちぎり方にもそれぞれの個性が見え隠れします。「小さな丸を綺麗に作って」「細くて長いのをたくさん!」など子供たちのリクエストを受けて、必死に増産する助手(パパとママ)の姿もありました。
パーツが揃ってきたところで、発泡スチロールで作られた家型にのりで丁寧に貼っていきます。ラストスパートに入ると、仕上げに窓やインターホン、タイヤをつけたくなり、大忙しで手を動かす子ども達。
最後に、プレゼンテーションタイム。作品のテーマ、こだわって作った部分などを、みんなの前で一人一人教えてくれました。3~7歳と幅広い年齢のお友達が、それぞれの作品と発表にじっくりと耳を傾けていました。「空をとぶことができるお家」「インターホンが3つあるお家」など、いろんな物語と想像がぎゅっと詰まったお家が出来上がりました!